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インフルエンザワクチンの効果と副反応について

インフルエンザとは

インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって起こる感染症です。
インフルエンザウイルスは一年中存在していますが、ウイルスの活動は寒い時期の方が活発になるため冬季に流行するのが一般的です。
特徴として、38度以上の発熱・頭痛・全身の倦怠感・筋肉痛を伴います。ほとんどの場合、5〜7日ほどで解熱し軽快します。一般的な風邪はのどの痛みや咳などの上気道症状にとどまることが多いですが、インフルエンザの場合、全身症状が見られます。特に、高齢者や基礎疾患のある方、乳幼児などの場合は、重症化して死亡することもあるため注意が必要です。
インフルエンザは主に、「飛沫感染」と「接触感染」で広がります。咳やくしゃみの飛沫を吸い込んだり、手すりなどに付着したウイルスに触れて感染します。

インフルエンザワクチンの働きとは

ワクチンには不活化ウイルス(感染力をなくしたウイルス)が含まれており、接種によって体内に抗体(ウイルスを攻撃する免疫物質)が作られます。抗体がしっかり作られることで感染を防ぎ、重症化を抑える効果が期待できます。特に高齢者や基礎疾患のある方では免疫応答が弱くなりやすいため、前もってワクチンで免疫を整えることが大事です。

インフルエンザワクチンのメリットとは

・重症化、死亡率を下げる
高齢者でワクチンを接種したときと摂取していないときを比較すると、入院する率を約1/2〜1/3にまで下げることができ、死亡率は1/5まで下がったという報告もあります。
・感染拡大を防ぐ
ワクチンを打った人のうち、65歳未満の発病予防効果は70~90%といわれています。ワクチンを打っても完全に防げるわけではないですが、予防効果があることは実証されています。
1人が発症しなければ、その周囲にいる人たちを守ることになります。特に、家族の中に幼児や高齢者、基礎疾患を持つ方など、インフルエンザにかかって重症化する可能性のある人がいる場合は、ワクチンを打つことを検討してください。

インフルエンザワクチンの持続効果期間とは

インフルエンザワクチンの効果は、接種後5ヶ月と考えるのが一般的です。
ワクチンを打った後、1~2週間ほどで抗体が作られ始めます。抗体の量は接種後1ヶ月でピークとなり、その後3~4ヶ月かけて抗体の量が減少していきます。
・接種時期
インフルエンザは通常、11月頃から患者数が増え始めます。ピークは例年、年明け1月頃~2月頃にかけてです。
その頃に抗体の量がピークになる時期を合わせるなら、11月下旬~12月中には接種を完了しているのが望ましいです。
・接種回数
13歳以上は1回接種、13歳未満の小児は2回接種が基本になります。13歳以上は1回で十分ですが、免疫が弱い方では2回目を検討する場合もあります。接種間隔は2〜4週間空けるのが一般的です。

インフルエンザワクチンの副反応とは

インフルエンザワクチンの副反応として、接種した部位の周辺に赤みや腫れ、痛みがあらわれることがあります。
また、発熱や頭痛、寒気、倦怠感が見られる場合もあります。通常、このような接種後のアレルギー反応は2〜3日で消失します。インフルエンザワクチン接種後に、こうした症状が2~3日経過しても改善しない、または痙攣などの重い副反応が見られた場合は、医師にご相談ください。

インフルエンザを防ぐためには

インフルエンザの感染経路は空気感染です。他人のくしゃみや咳などで唾液と共に飛び散ったウイルスを吸い込むことによって感染します。そのため、人が多い所を避ける、マスクをする、こまめな手洗いなどは予防のために重要です。基本的な感染予防策に加えて、ワクチンを接種することで感染のリスクをかなり抑えることができます。

まとめ

インフルエンザは重症化することがあるため、ただの風邪ではありません。
インフルエンザワクチンを打てば必ず防げるというものではありませんが、70~90%の発症予防効果があるといわれています。